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コリをほぐせばいいという間違い 【春日市】【整体】

こんにちわ

春日市の慢性疼痛専門整体、ボディメイク春日院長の鶴薗です。

from治療院デスクから

 

 

 

 

あなたは筋肉がこっていると言われた事はないですか!?

あなたの筋肉はこっていてその為に痛みになっているとか

コリをほぐせば治りますとか

 

 

 

ほとんどの人はコリはほぐせばいいと思っています。

事実私の経験則になりますが、そのような場合の方が多いかもしれません。

 

 

 

ですが、コリをほぐさない方がいい場合があることをご存知でしょうか?

また、コリをほぐすことで痛みが強くなったり別の症状が出たりする事があるのをご存知でしょうか?

 

 

本日はそんな【コリ】についてまとめていきたいと思います。

 

 

Q:そもそもコリとはなんですか!?

そもそもコリってなんなんでしょうか!?

 

一般的にコリというとなんらかの原因で筋肉が弛緩できなくなった状態のことを言います。

⭐︎筋肉には収縮(ちぢむ)と弛緩(緩まる)という働きがあります。

 

 

筋肉の状態や、行いたい動作に応じて脳から出された命令により筋肉が収縮します。そしてその目的が達成されると弛緩するというのが正しい筋肉の働きです。

 

 

私たちは何百もある筋肉を微調整し、協調させながら一つの動作を行なっています。

 

 

しかし、長時間のデスクワークやスマホの使用などで、特定の筋肉に常に「収縮」の命令ばかりが下るようになります。すると、筋肉は弛緩することができなくなります。

 

 

あるいは、精神的緊張状態が継続すると弛緩できなくなるかもしれません。

 

このような事が日常的に起こると血流が悪くなり、筋肉の状態を把握し脳へ伝える受容器が誤作動をはじめます。必要のない時にも「収縮が必要」という刺激を脳へ伝え、脳は常に特定の筋肉への収縮を命令するのです。

 

 

 

これが”こり”のはじまりです。

 

コリの原因とは・・・!?

”こり”は何らかの理由で筋肉がずっと収縮し、血流が悪くなって、持続的に収縮する命令が出されている状態です。

 

 

ですから、”こり”の原因の元を辿れば何らかの理由で起こる筋肉がずっと収縮しなければならない状態と言えます。

 

 

整体やマッサージ、鍼やその他諸々の肩こりに効果があるとされる諸々の肩こり解消法は主に血流を良くすることによって、肩こりを解消するという手法が用いられています。

 

ですから、血流が悪くなる原因を解消していないので、3日で元に戻るとか、その時だけしか効果ないという結果になるわけです。”こり”の原因を何とかしようとすると「何らかの原因」を突き止め、何らかの原因に対してアプローチしなくてはならないのです。

 

 

これは肩こりだけでなく他の場所、例えば腰や脚などの場合も同じです。こりを治すには原因にアプローチする必要があります。

 

 

 

よくある間違いとして、

「今日の”こり”はいつもよりひどいですね」

とお伝えすると

「何もしてないんだけどなぁ…」

と首をかしげるお客様がいらっしゃいます。私は

「何もしてないから凝るんですよ」

とお伝えしています。笑

 

 

上記したように”こり”は特別な運動や仕事などをして起こるものではありません。特別な運動は血流がよくなり、”こり”を解消することもありますし、極度の疲労だけによる”こり”は数日中には解消していくことが多いです。

 

 

ですから問題となる”こり”の原因は、日常の何かが原因でおこっている”こり”なのです。日常を変えない限り”こり”は解消されません。

 

 

日常を変える特別な何かはもしかしたらコリを解消する手がかりにもなりうるのです。

 

 

 

こりの有無と症状の有無

 

”こり”がひどくなると、身体全体の不調につながります。血流が悪くなると、全身の細胞に栄養や酸素が行き渡りにくくなり、様々な不調が現れてしまいます。

 

 

 

しかし、中には”こり”があるのにこりを感じない人もいます。

 

それはどういった事が原因なのでしょうか!?

 

 

 

これは医学的根拠があるわけではないです。私の個人的な見解でたくさんのお客様を見ていて思うことなのですが、悩みの優先順位が原因ではないかと考えています。

 

 

例えば

今日、食べるものに困っている…

今日、寝る場所に困っている…

明日生きられるかどうかわからない…。

 

 

こんな悩みを持っている人が肩こりがあることを悩むでしょうか…!?

 

 

 

恐らく悩みません。どうやって食事を用意するか、どうやって寝床を確保するか、明日をどう生きるか…。彼らの集中の矛先はその更に大きな悩みの事になります。

 

 

 

ですから、こりという単語が存在する日本において、日本人は肩こりになりやすいというのは分かる気がします。(英語で肩こりという単語はありません)その状態が言語化されているから、意識に登りやすいのです。言語化されていない抽象的な事に悩むケースは少ないからです。

 

 

 

こりを感じる人と感じない人の差は、自分の悩みリストの優先順位の高さが原因の一つであると私は考えています。

 

ほぐすと悪化する場合

 

こりをほぐすと良くなります

 

これは全てにおいて正解ではありません。

 

 

 

 

例えば頭痛がある場合を例に見てみると

 

 

通常は肩を揉んでもらえば筋肉のコリが取れて気分は爽快になる筈なのですが、片頭痛では効果が無い場合があります。

 

これはどういうことかというと片頭痛の痛みがどの様に発症してくるのかに関係しています。

 

片頭痛の原因は今の所はっきりと分かっている訳ではありませんが、脳内で血管が拡張して周囲の神経を刺激している事が影響していると考えられています。

 

次に肩もみを考えてみましょう。肩もみをすれば肩がほぐれて血行が良くなりますが、血行が良くなると膨らんだ血管に更に血液が流れ込むことになります。

 

 

そうするとどうなるか…?

血管はさらに拡張していきます。

したがって更に神経への刺激が増えて、痛みは強くなっていきます。

 

 

ですから片頭痛の時には血行を良くする方向では無く、かえって悪くする方向の方が痛みを軽減できる可能性が有るのです。(冷やすといいです)

 

 

 

 

次に肩こりの場合です。

 

 

肩こりとは、肩の筋肉がなんらかの理由で緊張し硬くなっている状態です。

 

 

この状態の筋肉を痛いと感じる程に揉んだり、押したりするのは、筋肉をほぐすどころか、逆に筋繊維を痛めてしまっている可能性があるのです。

 

 

いわゆる「揉み返し」は、硬くなった筋肉を無理に揉んだことによる筋繊維の炎症で起こっているのです。

 

 

筋肉を強く揉むと、一時的にはほぐれたとしても、傷ついた筋繊維が修復する時に、以前より硬くなってしまう可能性すらあります。

 

 

するとまたすぐに肩こりとなり、マッサージに行きたくなり、更に肩が凝りやすくなるという悪循環となる可能性があります。全てがそうとは限りませんが「痛気持ちいい」とは、強く揉まれる痛さにより、一時的に肩こりの不快感が麻痺しているだけで、肩こりを悪化させている可能性があるのです。

 

 

なぜそういう可能性があるかというと

 

 

筋肉には、神経と連絡して筋肉の収縮状態を伝える「筋紡錘(きんぼうすい)」という組織があり、強く伸ばされると反射的に強く収縮するようにできています。

 

「痛気持ちいい」と感じる程に筋肉を強く伸ばしてしまうと、その反動で強く収縮してしまい、筋肉は以前より硬くなってしまう可能性があるのです。

 

 

このような身体の反応は他の部位(腰や脚など)でも同じように起こる事があります。ですから、全てのこりに対してほぐせばいいというわけではないんですね。

まとめ

こりは単純になんでもかんでもほぐせばいいというものではないという事がお分りいただけたでしょうか?

 

 

こりとは結果です。

 

 

使いすぎた結果こりが出た

身体のゆがみからこりが出た

身体の使い方が悪くこりが出た

別の症状が原因でこりが出た

 

 

結果という事はそれに至る原因があるという事です。

ですから原因が解決しない限り結果はついて回るんですね

 

慢性的に肩(腰・脚など)がこっている方は

その原因が治らない限りこりが根本的に治る事はないです。

 

またそのこりの原因を知らないとマッサージなどで

症状が悪化する恐れもあります。

 

もしあなたがこりの症状でお悩みなら

現在通っている治療院でその原因についてしっかり教えてもらって対処していくのがいいと思います。