股関節の痛みの原因

股関節は上半身と下半身を繋ぐ人体において最も大事な関節の一つです。立つ、歩く、座る、走る、跳ぶなどの日常的な動作にかかせないのが股関節です。ですから股関節に痛みがあると、日常的な動作が制限されてしまい、当然満足な生活を遅れない日々が続いてしまいます。

 

 

股関節に障害がある人にとって、日常生活をいつも快適なものにするためには、股関節に負担をかけないようにしながら、股関節の周りの筋肉を鍛えることが肝心です。負担をかけないと言っても「過度の安静」は筋力低下につながり、股関節への負担が増えることもあります。


1 股関節痛が生じる原因

股関節痛が生じる主な原因は股関節やそれに関連する部位の外傷によるもの、姿勢の悪さや身体の負担から来るもの、病気によるものの大きく3つに分けられます。

 

外傷によるものの場合、股関節そのものを損傷するよりも関連する部位の外傷からくるものの方が多いです。これは姿勢の悪さにも繋がることですが、外傷後に一時的に損傷部位をかばう動きをするため、股関節に負担がかかり痛みが発生します。

姿勢の悪さから股関節痛が起こる場合、左右どちらかに痛みが発生することが多いです。片足に体重をかけすぎて負担が多くなると、片方の股関節が痛むというケースが多いです。また、猫背など腰や背中の湾曲が増える傾向にある人も、股関節に負担がかかり痛みが生じるというケースもあります。

病気からくるものの場合は、代表的なものとして変形性股関節症関節リウマチなどがあります。


2 股関節の役割

股関節には、大きく分けて2つの役割があります。

1 足を動かす役割

2 体重を支える役割

 

  • 【足や体を動かす役割】
  • 股関節は(股)の関節です。その名の通りですが上半身と下半身のつなぎ目になっています。上体を前後左右に動かしたり、足を広げることが可能であるのは、股関節のおかげです。
  • 【体重を支える役割】
    股関節は、上半身の体重を支える役割を持っています。単純に上半身の重さのみを支えているわけではありません。というのも、何かしらの行動や運動をすれば、体重の数倍の負担が股関節にかかります。歩くだけでも、体重の3~4倍もの負荷がかかると言われているからです。いずれも、股関節が正常に働くことで、初めて役割を担えるといえます。しかし、関節付近の適度な筋力も同時に必要であることを忘れてはいけません。

3 股関節が痛くなった時にするべき事

 

それでは股関節が痛くなった時にどうすればいいのか!?

急に痛くなった場合、我慢できるのであれば2〜3日我慢する方が多いのではないでしょうか?

痛みの度合いによりますが、まずは病院に行く事をお勧めします。

レントゲンを撮って自分の状態を知る事で少し安心できるかと考えているからです。

股関節の病気がない場合、痛み止めや湿布、注射などで経過観察するところが多いかと思いますが、痛みを単純に鈍らせるだけでは余計ひどくなってしまうことも多いです。

 

股関節の痛みにはとにかく股関節の負担を減らす事が重要になってきます。ですから日常生活をどのように過ごすかという事が大事になってきます。日常生活で気をつけることは以下の内容になります。

 

3−1 太らない事

股関節には体重の3〜4倍の負担がかかると言われています。ですから単純に体重が増えれば負担は増えますし、体重が減れば負担は減ります。出来るだけ負担を減らせるように体重が増えない食生活は大事になってきます。

 

3−2 長い距離を歩かない、走らない

痛みが出ている時に長い距離を歩いたり走ったりする事でどうしても痛みがある部位をかばった動きになってしまいます。股関節にも負担になりますし、かばい方によって腰や膝など他の部位の痛みを誘発することになります。

 

3−3 重いものを持って歩かない

荷物の重さ分の負担が股関節にかかる訳ではなく、3〜4倍つまり10kgであるなら30〜40kg分の負担が増えることになります。思った以上に股関節には負担がかかっているので気をつけて下さい。

 

3−4 運動は自転車や水泳をする

もし運動を行いたいのであれば、股関節に負担がかからない自転車や水泳がお勧めです。自転車はサドルで上半身重量を支える事ができますので股関節に負担が少なく、水泳は浮力で負担が減ります。

 

3−5 生活動作の工夫(杖、立ち方、風呂トイレなど)

杖をつくことで手で体重を逃がす事ができますので股関節の負担は減ります。また畳などでの床上生活よりも椅子を使った生活が望ましいです。トイレは和式より洋式が望ましく、お風呂ではシャワーチェアーなど少し高めの椅子を使うといいです。

4 まとめ

股関節は上半身と下半身を繋ぐ関節で、日常的に負担が多くかかってしまう部位になります。痛みが出た場合は、整形外科などでレントゲンを撮ってもらい状態を知る事、日常生活で負担となる事を減らす事を大事にしてください。姿勢の悪さからくる股関節痛や病気でも軽度で痛み止め等で様子見になってしまっている場合はお近くの整体でゆがみを整える事で痛みの軽減をすることもできます。